なかむの日常

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「殺人犯はそこにいる」

 「殺人犯はそこにいる」を読了。本屋で本をいろいろ見ていたところ、表紙がすごい本を見つけたのでつい手に取ってしまった。著作は、「北関東幼女連続誘拐事件」をテーマに扱った作品である。

 読み終えて、警察・検察という名の国家権力は圧力をかける組織だと痛感した。取り立てて、特別な証拠もないのに犯罪を犯してそうな人物を犯人に仕立て上げる。そして、検察官という立場を使って被疑者を拷問し、追い詰め犯行を認めるよう促す。国民から信頼されるべき立場である身分であるのにこのありさまは如何なるものか。

 警察は自分たちの保身のために都合のいい情報を隠す。そして、出世争いに必死だ。事件が起きたら、すぐに物証を探り出し、事件の手がかりを他の者よりいち早く手に入れようと必死だ。被害者遺族のことなど考えていないのではないか。自分たちの利益の為だけに真実を揉み消すケースが多々あると感じる。

 まとめると、警察・検察官が常に正しい組織とは限らない。真相を闇に葬るなどたやすいことだ。それに対抗して、ジャーナリズムという組織がいる。ジャーナリストは世間に事件の真相を究明してほしい。

とにかく、この本を多くの人に読んでもらいたいなと思う。